こんにちは。今回は2018年冬アニメとして20話(intermissionという名の総集編も含めると24話)放送されたアニメ、 BEATLESS のサウンドトラックについて紹介します。
What’s BEATLESS?
BEATLESSとは長谷敏司によるSF小説で、これを原作としたアニメが2018年1月から6月の2クールに渡って放送されました。22世紀の未来を舞台にした作品で、hIE(Humanoid Interface Elements)という人間型ロボットとそれを制御するAI、人間との関わりを主とした作品です。重厚な設定と世界観、そして将来ありえるかもしれないリアリティが売りの作品です。主人公の高校生アラトとhIEのAIを保有する企業、ミームフレーム社から逃亡したhIE、レイシアとの邂逅から物語が始まります。人間は人間を超える知能を持った相手にどのように関わっていくのかを強く意識させられる作品です。角川文庫からハードカバー版と上下巻の文庫版が発売されています。
Overview of “BEATLESS OST”
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|---|---|
| タイトル | TVアニメ「 BEATLESS 」 オリジナルサウンドトラック | 
| 価格 | 3200円(税別) | 
| ディスク枚数 | 2枚 | 
| 曲数 | 61曲 | 
| 収録時間 | 110分 | 
| 作曲 | kz(livetune)・NARASAKI・ | 
WATCHMAN・コジマミノリ
上記の表を見てもらえればわかると思いますが、TVアニメのサントラとしては曲数が多く、作曲者も4人とかなりの豪華さです。曲数は2クールアニメとしては普通なのかもしれませんが作曲者の数は豪華なのは間違いないです。
ここで作曲者について掘り下げると、GoogleChromeとのタイアップで世界に初音ミクを広めたkz、わたモテやももクロに楽曲を提供するコジマミノリ、テクノユニットSadesper RecordのメンバーNARASAKI、WATCHMANと非常に豪華なメンバーが揃っています。そしてあまり関係ないことですが、ジャケットのレイシアのイラストが美しいですね。ちなみに原作のイラストも担当されているredjuiceさんのイラストです。
Music
全61曲ある中でいくつかピックアップしたいと思います。
Startup
ディスク1の11曲目。アニメでは1話から使用されています。主にレイシアとアラトが会話するシーンで使われている印象です。速いテンポと明るいメロディが特徴です。
Resonator
ディスク1の13曲目。アニメ2話ではレイシアがファッションモデルとして街中を歩くシーンで挿入歌として使用されています。多分このアルバムの中で一番人気の曲。この曲や展開でアニメBEATLESSに引き込まれた方もいるのではないでしょうか。
紅霞A
ディスク1の17曲目。レイシア級hIE紅霞の3つあるテーマの1つ。全体的にテクノポップな曲が多いこのアルバムの中でラテン系のテイストを含む紅霞のテーマ。軽快なリズムとどこか夜の都会を連想させる曲調が気に入っています。
Emergency
ディスク1の27曲目。私がこのアルバムの中で1番気に入っている曲です。筑波の実験都市でメトーデが現れるシーンなどで使われています。
紅霞B
ディスク1の31曲目。 レイシア級hIE紅霞の3つあるテーマの1つ。アニメ終盤で紅霞がHOOに破壊されるシーンが思い起こされる一曲です。あのシーンが好きなのでこの1曲を選びました。
以上、BEATLESSのサウンドトラックの紹介でした。来週からBEATLESS Final Stageの放送が始まります。楽しみですね。
2018.09.20 20:35 2020.04.20 01:10
 
   
       
       
       
      