【DQ7 TAS】 画面に各種情報を出力するLuaScriptを作った


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こんにちは。今回はDQ7 TASについてです。 今回、Bizhawkを使用している際にLuaScriptで各種情報の表示をするスクリプトを作成しました。

成果物

img1

こんな感じで画面右下に各種情報が表示されます。 1番上から実時間。これはフレーム数から計算しています。 2番目は乱数。これはゲーム内の現在の乱数値を表示しています。 3番目はエンカウント歩数。エンカウントが発生するマップを歩くとこの値が減っていき、0を下回るとエンカウントが発生します。この値は乱数によって決定されています。 4,5番目は主人公を中心とした現在の位置情報を表示しています。x軸が左右の移動、z軸が上下の移動を表しています。

Bizhawkに実装されている関数は以下のTAS Videosのサイトから参照することができます。(英語) http://tasvideos.org/Bizhawk/LuaFunctions.html

メリット

この関数のメリットとして、Bizhawkに予め備わっているRamWatchと言うメモリの内容を表示する機能よりも高速であるという点があります。このLuaScriptもRamWatchもメモリの内容を表示するという点では同じなのですが前者のほうが柔軟性もあり、高速です。また、各フレームで表示した値を外部ファイルに保存しておくことで、動画作成などに用いることもできます。

というわけで今回は以上です。そもそもTASを始める前にこういうことを勉強しておくべきだった気もしますが…….。この記事の内容とかは他のゲームにも利用できるので是非参考にしてみてください。 以上です。お読み頂き有難う御座いました。また宜しくお願いします。



2019.11.04 20:35  2020.10.04 21:19